〇イメージしてみてください。
資産運用しようと思ったときにあなたならどんな方法で始めますか?
資産運用にはいろいろな方法があります。定期預金、株式、国債、不動産投資・・・
私はこのどれでもよいと思っています。じゃ、なんで投資信託を勧めるかって?
先ほど挙げた資産運用の手段にはそれぞれメリット、デメリットがあります。これをしっかりと認識して始めることが重要となります。ともすると単に儲かればそれでよいという考え方に陥りがちですが、儲かるものはそれなりにリスクが必ずあります。
例えばリスクを取りたくないということで定期預金で今ある500万円を倍にしようと考えても現在の金利(0.01%)だと約7200年もかかってしまします。7200年って!!って感じですよね。
資産運用するにあたっては、まず現実的な無理のないプランを考えなくてはなりません。
次に例えば株式で資産運用するとしましょう。あなたならどこの会社の株式に投資しますか?
ここで、どこの会社のものにしようかな~と迷った方、株式による資産運用はやめた方がよいです。
「よくわからないものには投資しない」
これが資産運用の大原則です。これを忘れないでください。
そこで、ある程度のリターンが期待出来て、比較的わかりやすい金融商品として投資信託があります。ただ、投資信託といっても一説には5000以上の種類があるといわれていますので自分理理解できるものを選ぶことが重要となります。
投資信託をお勧めする理由その1
【少額からはじめられる】
投資信託はネット証券であれば100円から始められるところもあり、非常に手軽な金額からはじめることができます。勉強がてら始めてみるのに適しているといえます。よく資産運用をしない理由に「まとまったお金がないから」と答える人がいますが、100円からなら手軽に始めることができますね。(でも100円だけじゃまとまった資産はつくれないけどね)
投資信託をお勧めする理由その2
【運用のプロのノウハウを活用】
個人投資家と機関投資家の圧倒的な違いって何か知っていますか?資金量と情報量です。資金量については「その1」で少額から始められることを紹介しました。情報量は、個人で調べられる投資先の情報は非常に限られています。投資信託という“器”を利用することにより運用のプロの分析力を享受することができます。
投資信託をお勧めする理由その3
【分散投資によるリスク軽減が可能】
投資信託は必ず複数の銘柄に投資を行います。リーマンショックの時に投資信託の資産価値がゼロになってしまうのではと心配した人も多くいたと思います。しかし結果的にすべての投資対象資産の価値がゼロになってしまった投資信託はありませんでした。
投資信託は分散投資することによってリスクの分散も同時に行うことができる金融商品なのです。
一歩で投資信託で資産運用するデメリットも知っておきましょう。
デメリット1
【コストがかかる】
投資信託は「買うとき」「保有期間中」「売るとき」にコストがかかることがあります。ファンドによっては「買うとき」と「売るとき」にコストがかからないものがありますが「保有期間中」はほとんどのファンドでコストがかかります。また、ファンドによってコスト水準が異なるので注意が必要です。
デメリット2
【元本保証でない】
投資信託は元本は保証されません。むしろ「買うとき」にコストがかかる投資信託は含み損を抱えたマイナスからスタートすることになります。
私は投資初心者が資産運用を始めるには投資信託をお勧めしますが、一口に投資信託といってもたくさんあり、それぞれメリット、デメリットをりかいしてから始めることが重要ですね。