投資格言集

投資をしていると先人の格言が嫌というほど身に沁みることがよくあります。そのたびに「先人の言うことは聞いてみるものだなぁ」と感じながらも喉元過ぎればなんとやら。。。
今回は相場にまつわる格言を見ていきながら先人のありがたいお知恵を確認していきまし ょう。

 

「相場は明日もある」

この言葉は投資をしたことがある人なら誰もが「そうなんだよなぁ~」と思う言葉だと思い ます。何か好材料が出ると“今だ!”とばかりに買いを入れると材料出尽くしということでそれから相場が下がるなんてことは誰もが経験することです。これは材料が出たらよく調べてから買っても遅くはないということの格言です。また、投資信託でいえば、よくいつが買い時かと悩む人がいますが、はっきり言って投資信託に買い時なんてないと思 った方がよいです。まず、基準価額の天井なんて誰もわからないし、そもそも長期投資を前提 とした場合、短期の価額の変動は気にする必要がないことは後から確認してみるとよくわかると思います。あえて言えば長期、分散投資を前提とするならばて、投資してみようかなと考えた時が買い時といってもよいかもしれません。

「遠くのものは避けよ」

投資信託と一口に言ってもその数は 6,000 にも及ぶといわれています。また、投資信託の中にはデリバティブ取引を駆使した非常に複雑なファンドも存在します。「遠くのものは避け よ」とは、わからないものに投資するなということですが、投資信託の長期運用で大切なことの1つに“基準価額の増減の理由がわかること”ということがあります。なんとなくでもわか ることが重要なんです。誰もが投資している間は、「もしかしたらいつか大暴落して、二度と基 準価額が戻ることはないのではないか」という不安を少しはもっているものです。仮に基準価額が下落したとしても、例えば、日経平均の動きに強く影響を植えるファンドであれば日経平均の動きに影響を与えた要因がニュースなどから把握することが可能であり、その理由がなんとなくでも理解できればその不安はいくらか解消されることでしょう。一番怖い ことはよくわからないかけど基準価額が下落し続けることです。こうなってしまうと将来 の相場観もなく、対策を打つこともままならなくなります。基準価額の増減理由が何となくでもわかるということは長期投資にとっては非常に重要なことです。少しでも不安なく長期投資するためのコツの1つといえます。

「売り買いは腹八分」

これは何となく想像がつくと思います。誰も価額の天井や底は分からないので、八分目くら いで丁度よいという意味の格言です。投資をしているとついつい天井で売り抜けようとし て、結果的に利益が出ていてもまだ儲かったはずと後悔してしまいがちですが、相場なんてそもそも八分目くらいで OK と心得ておくことが重要ですね。これと同じ格言はほかにも 存在し「頭と尻尾はくれてやれ」とか「バラを切る如く売るべし」いう格言もあります。 前者は何となくわかると思いますが、後者はバラを切るときは満開になってから切ってし まうとその後あまり長持ちしないので、八分咲きくらいで切り取るのがよいというところ からきているようです。

「仕掛けはたやすく手仕舞いは難し」

これは売買は買う時よりも売るときが数倍難しいという格言です。確かにファンドを買う ときは「相場は明日もある」で書いた通り、そのファンドに投資してみようと思ったときが 買い時と考えてよいですが、売るときは慎重に考えなくてはなりません。

まず、「売る」という行為は損益を確定する行為とも言えます。どれだけ含み損を抱えていても売却しなけ ればそれは含み損であり、保有している間はその額は変動し続けます。また現実に損切りル ールを決めていてもなかなか実行に移すのは誰でも抵抗があるものです。長く投資経験を 積めば積むほど売却タイミングの難しさを痛感することでしょう。

「百冊の理論書は1回の売買にしかず」

どれだけ How To 物の理論書を読んだところで実際の売買により得られる経験、知識には 及ばないということです。ただし、何の知識もないままに投資に踏み出すことも危険ですが、一方で損失を恐れて何もしないことでは何も始まりません。ところで、資産運用をしない理由の上位の常連として「まとまった資金がないから」という理由ありますが、今や投資信託はネット証券では 100 円から購入することができるところもあります。そういう意味では参考書を買うより実際に始めてしまうというのもありなのかもしれません。

「相場に王道なし」

読んで字のごとくまさにこの通りだと思います。マーケットの一瞬の出来事に便乗して売り抜けようとしてもなかなかうまくいくことはありません。何しろ機関投資は個人と違い圧倒的な情報と資金量で投資しているわけですから個人投資家がこれを出し抜いて勝ち続 けることはまずないと断言してもいいでしょう。日々のたゆまぬ勉強と長期分散投資を心がけながら投資することにより経験を積んでいくことが結局は最大の近道である と思います。

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